社会が僕に向いてない

ままならんよね

六本木と夜の朝

六本木という街が苦手だ。 僕がなれなかった、バイタリティで事を興す、優秀で鼻持ちならない街だからだ。 見渡す必要もなく、金と、性が、転がっている。 デザインの展示に来てみたけれど、あんなに空間が空いているのに、なんだか、ごみごみしていて、喫煙…

復職再挑戦に寄せて

雨の日には、心身二元論が頭をもたげる。 インテリジェントデザインがもっともらしく見えるのは人類のインテリジェンスの積み重ねによるものだと理解しているし、実業家の本が売れるのは僕たちが望んで搾取される側に回っているからだということにも薄々気が…

言葉狩りと校閲

外人、という言葉を使ったときに同級生に窘められたことを、今でも根に持っている。 確かに粗暴な言葉ではあるので、もっと上品な表現が良いと言われたら、まあ、そうですね、と思う。しかし彼は、外人は人の外と書くから人間に対する表現ではない、と続けた…

読書のしかた

口をつけることはない飲み物を用意して、 いつもつけっぱなしのパソコンのモニターを消して、 窓が目に入らないように腰を据え、 宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』を読みました。 半分ほど読んだところで、催しました。 数ページ戦ってみましたが、 青いしお…

かぞくなんてなーいさ:殴り書き編

領域展開

僕は太宰が読めない

僕は、バンドをやっている自分が恥ずかしくて仕方がない。 みんなに顔向けができない、と思う。 だから、はじめましての時にバンドの話になると苦笑いしてしまうし、 趣味とも言えず、仕事にもできず、宙ぶらりんの恥が僕を責める。 ほとんど読んだことがな…

ライブ活動と1秒の価値

ロッキンの中止を受けて、 今まで明言してなかった気持ちを吐いておこうと思い、 久しぶりにブログを書いています。 bundle gaze spoonは、コロナ禍でお客さんを現場に呼ぶライブをしない、 という決断をしました。 これは、ライブをする人間や、ライブに行…

結局僕らは神風教徒

今週は、久しぶりに労働をした。 職場の人たちは良い人ばかりなので、 とてもゆっくり始めさせてもらえた。 それでも、こんなに疲れてしまうのね。 週5フルタイムで残業しながら 遊ぶ時間も作っていたあの頃に戻れる気がしないなあ。 社会という宗教に入信し…

一生うつと散歩する

労働が始まります。 うつで休職して、色々なものを整理して ここまで来たけれど、 結局、労働が苦手な僕はそのままなので、 宝くじと労働のチキンレースが再開しただけのことです。 僕の世界は、理性と、本能と、社会で出来ています。 本当は、その認知こそ…