読書のしかた
口をつけることはない飲み物を用意して、
いつもつけっぱなしのパソコンのモニターを消して、
窓が目に入らないように腰を据え、
宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』を読みました。
半分ほど読んだところで、催しました。
数ページ戦ってみましたが、
青いしおりを挟んでトイレに行きました。
文字が脳から剥がれ落ちないように、
頭を手で押さえながら用を足しました。
先にトイレに行っておくんだったな、と考えてしまい、
結局剥がれ落ちてしまいました。
自分の言葉を使いながら読むことになり、
今日の読書は失敗しました。
せっかくいい本だったのにな。
飲み物には、やっぱり口がつきませんでした。